国内線、国際線兼用機(78M)に乗ってみました
今月にかけて国内線、国際線兼用機として国内線でも運用されるようになった(78M)に搭乗する機会ができました。プレミアムクラスを体験することができましたので、感想を。。。
ANA BUSUNESS CRADLEをプレミアムクラスとして
今回搭乗したのはJA832Aです。国際線として運用されるときのビジネスクラス「ANA BUSUNESS CRADLE」シートを利用できます。この座席は国内線運用時はプレミアムクラスとなり合計で42席あります。787の一部の国内線プレミアムクラスには従来からこのシート仕様での設定がありましたが、以前から体験してみたいなと思っていたので今回いいタイミングで体験できたことになります。
プレミアムクラス利用時はCAさんの方から最初ご挨拶がありますが、「今回この機体は国際線仕様のものです」と直々に説明がありました。
プレミアクラスが多いですね…
プレミアムクラスが機体の半分ほどを占めているため、いつもの国内線利用とは違った感覚になります。今回はプレミアムクラスの搭乗ですが、普通席も今度利用してみたいと思っています。
そのプレミアムクラスが42席もあるため、満席の時は搭乗者全員にサービスを提供するのも大変だろうなと思っていました。今回利用した便では7割程度埋まっていましたがその心配をよそに、サービス提供自体はスムーズに行われました。でもCAさん達は結構慌ただしくしていらっしゃいましたので、もし満席で短距離の区間に就航した場合などはサービス提供もかなり大変なのではないかと思います。そんなときに食事が出てきたときには、あと少しで着陸態勢になるという、サービスを受ける側もちょっと慌ててしまうかも知れませんね(笑)
プレミアムクラスのシート
座席
座席の配置にはかなり余裕があります。当然のことながら足も充分に伸ばせて非常に快適ですね。座席のリクライニングは電動で座席のボタンでコントロールします。フルフラットまでは行きませんが、それに近い角度まで倒せます。シェル型ですので座席を倒すのに後方を気にする必要はないですね。
また、パーソナルモニターのコントローラーも座席に設置してあります。座席にはUSBとコンセントもありますので充電には困りませんよ(笑)パーソナルモニターは若干古いタイプのようで、最近のANAに導入されている新シートのタッチパネル画面とは違うものとなります。コントローラーでの操作が必要ですので操作に慣れるのにちょっと時間がかかるかもしれませんね。
今回この搭乗便では、こちらから希望しなくてもアルコールシートとビニール袋を手渡されました。コロナ禍での安心サービスの一環ですね。せっかく頂きましたので机とかコントローラー周りを軽く拭いて消毒いたしました。
機内Wi-Fiがつながらない?
国内線、国際線兼用機ということで、国際線仕様機材でも国内線で機内WiFiが利用できるようになりました。ただ今回私が利用した便ではiPhoneのANAアプリから機内wifiにつなごうとしてもなかなかつながりませんでした。このほど国際線仕様機材でも国内線運用時に機内wifiが使えるようにANAアプリのアップデートが配信されました。アップデートを済ませておいたのですが操作法が悪かった…?
色々試行錯誤していますと、アプリを利用せずにWebブラウザから直接インターネットにつなごうとすると、いつもの機内wifi利用認証画面に辿り着くことができました。そこからいつものように利用登録を済ませて機内wifiにつなぐことができました。普通の国内線のものとはちょっと操作方法が違うのでしょうかね。でももう旅程区間の半分くらいまでフライトしてしまっていましたよ(笑)
2021年は777が運行休止になったこともあり78Mに搭乗することが多くなりました。
前述のように機内WiFiへの接続に悪戦苦闘していたのですが、iPhoneでの接続に大分慣れてきましたので同じく困っている方へご参考になれば…。
結論から申し上げますと、iPhoneのANAアプリからの接続は成功したことがありません。私がいつも行っている接続方法は下記のようにしています。ANAアプリを使わず、ブラウザでインターネットを開始するところから始めるのがポイントですね。
- ANA-WiFiServiceアクセスポイントにWiFi接続する。
- Safari等のブラウザからインターネットをする。(この段階ではつながらない)
- インターネット接続画面にリダイレクトされます。
- いつものようにメールアドレスを入力し利用登録へと進めます。
この手順3がポイントで、この接続画面がブラウザに出てくるタイミングが重要(笑)出たときは接続画面のURLを控えておくといいと思います。次回搭乗時はこのURLに直接アクセスすると接続画面にすぐにアクセスできますので。リダイレクト表示でもつまづくことがあるのでiPhoneのセキュリティ設定(広告トラッキング)が影響しているのかもしれません。
食事提供もスピーディーに
新型コロナ対策によりあらゆる食事に蓋がなされて提供されます。今回は軽食でしたが、昼食や夕食などの温めてからの食事提供はさらに時間がかかると思われますので、サービスを提供する側も受ける側もほんと時間との勝負ですね(笑)今回利用したHND⇒FUK間はそんなに短距離路線ではないのですが、それでもあっという間に着いた感覚です。もっと長距離路線で楽しみたいものですね。
今回の便はお昼過ぎの便でしたので軽食が提供されました。お菓子・おやつ?がついていましたけど、これがまたコーヒーに合うのですよ。食後にはANAコンソメスープを頂きました。私はいつも普通席のドリンクサービスはコンソメスープを頂きます。おいしいですよ!
今回も充実した搭乗体験でした。国際線仕様機材楽しいですね、やっぱり遊ぶ時間が足りません(笑)
目的地に行くフライトから、飛行機自体を楽しむフライトという形での旅がすっかり私には定着したのですが、その本命である「フライングホヌ・チャーターフライト」は一向に当選する気配がございません…。いつか乗ってみたいですね~!
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