ダイナミックパッケージ・SFC修行にも使える?

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2023/04/29 UPDATE

飛行機を使った旅行に出かけるとき、どうやって航空券を予約しますか?
ダイナミックパッケージと聞いて旅行手配の事がパッと思い出される方は、相当慣れた方ですね(笑)

最近は「全国旅行支援」などの施策も行われており、施策適用条件を満たせばダイナミックパッケージの購入にも利用できお得に調達できます。ANAを例にご紹介します。

ダイナミックパッケージとは

旅行会社のパッケージ旅行は認知度が高いですが、ダイナミックパッケージという言葉はまだあまり浸透していないように思います。私の周囲に聞いてみてもなにそれ?って方が多いですね。ダイナミックは動的という意味を持ちますが、動的パッケージ旅行とはどういった意味があるのでしょうか。

旅程を自由に組み立てることが出来る

一般的に言われるパッケージ旅行は、利用交通手段や便・目的地・宿泊ホテルなど、あらかじめ旅程が決められているものです。

ダイナミックパッケージは、それらの旅程を自分自身で組み立てることが出来る旅行商品です。

最近はパソコンを購入するときも、CPUやメモリ容量、ディスク容量など細かく自身の好みにカスタマイズ出来ますよね。それと全く考え方は同じです。飛行機の便や区間、宿泊ホテルなどが選択パーツとして準備されています。そのパーツを自由に組み合わせて動的に旅程を自作できるので、ダイナミックパッケージなんですね。

このダイナミックパッケージという言葉はあまりまだ浸透していないように思いますが、旅行商品名だと耳にされことがあるかもしれません。ANAでは「旅作」、YAHOO!トラベルでは「航空券+宿泊」HISでは「航空券+ホテル」楽天トラベルでは「ANA楽パック」、商品名は様々ですが『+宿泊』であることがキーワードです。

お得に旅行・全国旅行支援・GoToトラベル事業(現在休止中)の対象にもなる

このダイナミックパッケージ、1週間前までの予約であれば、結構お得な値段で「往復航空券+宿泊」を購入することが出来ます。それも目的地や区間は自由に選択できるため、使い勝手も良いです。また先ほどあげた3社のダイナミックパッケージは旅行施策の割引対象となり、リーズナブルに購入することが出来ます。

 色んなパターンの旅程が組める

旅程を組み立てるといっても、結構色んなパターンでカスタマイズ出来ることはご存知でしょうか。普通に思いつく宿泊地への単純往復旅程はもちろん、1泊4日で旅行期間1日だけの宿泊や、周遊して帰りの飛行機は往路とは別の空港から等、柔軟に旅程を組むことが出来ます。

SFC修行では、OKA→HNDを1日数往復するというのはよく聞きます。沖縄路線を何往復もするのはやはりPP単価が良い路線だからなのですが、目的を持たずにただ飛行機に乗る、それも同じ路線を何往復もは飽きてしまいますし、やっぱり勿体ないと思うのです。

修行に使う路線の区間を、ダイナミックパッケージの旅程で置き換えてみると面白いかもしれません。

色んなとこに観光しながら行うと単純往復よりずっと意味のある、もっと楽しい修行になるかもしれませんよ。ダイナミックパッケージと修行路線を組み合わせて、旅行ついでに修行できたらいいなと思いませんか?(笑)

ダイナミックパッケージはSFC修行にも使えます

SFC修行でダイナミックパッケージを利用する場合、注意しておかなければならない点は下記です。

個人包括旅行割引運賃(運賃8)でプレミアムポイントはつく

ダイナミックパッケージで利用する航空券で搭乗した場合、もちろんPPは取得できます。ただし、積算率が50%となるため、SUPER VALUE等(積算率75%)でダイレクトに購入した航空券より獲得できるPPは少なくなります。

このようにダイナミックパッケージでもPPは獲得できますが、獲得PPが少なくなるためPP単価は高くなります。PP単価の高い路線を修行路線として選んでいる場合は、その区間を置き換えてみるといいかもしれません。PP単価の価値を宿泊に置き換えるイメージです。

ちなみに私のダイナミックパッケージの調達はANAのホームページから取ることもありますが、PayPayの獲得予定ポイントを購入時に利用することが出来ることからYAHOO!トラベルで購入することが多いです。宿泊のみも同様の理由で、最近はYAHOO!トラベルを利用することがほとんどです。

搭乗する航空券がどのように購入したものなのか分からなくなることがありますよね。その場合は搭乗レシートに記載があるので確認してみてください。搭乗改札の時に発行されるピンクのレシートの右下にアルファベットの運賃種別コードが書かれています。スーパーバリュー運賃であれは”SVXX”と記載があるはずです。運賃種別コードの対応表はANAのホームページに記載があります。ANAのダイナミックパッケージは”ITDABZ”(ANADP)になるようです。

プレミアムクラスの利用は可能だが、予約は出来ない

ダイナミックパッケージで搭乗便をプレミアムクラス利用で予約することは出来ません。ただし、事前アップグレード制度は利用できます。搭乗日2日前に搭乗便のプレミアムクラスに空席がある場合、アップグレード料金を負担することでプレミアムクラスにアップグレードできます。有償アップグレードした場合はPP積算率が+50%となりますが、積算率がもともと低いためPP単価としてはあまり良くないものとなります。

航空券のみで宿泊なしの旅程は組めない

ダイレクトに航空券を購入するより安くなることが多いパッケージ代金ですが、航空券のみ(日帰り)をダイナミックパッケージで購入するといったことは出来ません。航空券と宿泊のシナジー効果を利用して双方に利用者を誘導する趣旨の商品であるためです。

たまに航空券だけを利用して宿泊の無断キャンセルをする人がいますが、そういったことはやめましょう。宿泊の利用がないと宿泊施設にお金が落ちないことになりかねませんし、何よりパッケージ代金には宿泊料も含まれているため、お金をドブに捨ててしまうようなものです。

ただし、宿泊のキャンセルには例外もあります

宿泊をキャンセル、宿泊料金に相当する金額の返金を受けることが出来る場合があります。

私の経験ですが、「ダイナミックパッケージ」を利用し、1泊3日の旅程を組んで旅行を予定していた時のことです。しかしいざその日になると、台風のような悪天候で初日の旅程がダメになってしまいました。結局のところ翌日に便を振り替え、0泊2日の旅程に変更の上、初日の宿泊はキャンセルすることにしました。この場合では、宿泊料金に相当する金額が返金されました。

このように、悪天候などの利用者都合によるものではない場合、キャンセル・返金を受けることが可能です。約款にも定められています。

ただしその場合も、キャンセルする旨を旅行購入先に事前に連絡する必要があります。

プレミアムメンバーが購入した場合

これは修行解脱後のお話になりますが、プレミアムメンバーがANA利用のダイナミックパッケージを購入した場合、もちろん便の搭乗ではプレミアムメンバーサービスを受けることが出来ます。プレミアムメンバーサービスは、会員情報と利用する航空券が紐付いていれば受けることが出来るものです。

ダイナミックパッケージ購入時には、AMC会員番号を登録して旅行商品と会員情報とを紐付けておきましょう。

ANAダイナミックパッケージの旅程の作り方のご紹介

単純往復旅程

それではご参考までに旅程を組んでみましょう。ANAの旅作を例にしたものですが、他の旅行会社も旅程の組み方は似たような操作となっています。

1泊3日の旅程を想定します。このパターンは簡単で、宿泊欄の選択を1泊にすれば良いですね。宿泊なし(日帰り)旅程は組むことができません

※ANAホームページ「航空券+宿泊」で旅程を作っています。

FUK→HND 一泊→FUK

旅程:12/19 FUK→HND 宿泊1泊 12/21 HND→FUK
GoToトラベルも適用されますね
※画像はGoToトラベル実施時のものです。

周遊旅程

続いてフライトを追加するパターンを試してみましょう。
HND→OKAは修行路線ということでダイレクトに自力手配するものとして、千歳で観光1泊するような場合の旅程です。

まずは最初と最後のフライトを選択し、宿泊は1泊を選択します。

最初と最後のフライト便を選択します。
次に、CTS→HNDに行く便を追加しましょう。
フライトの「追加」ボタンを押します。追加するフライトの区間と便を選択する画面になりますので、便を選んで追加します。

GoToトラベルも適用されますね
※画像はGoToトラベル実施時のものです。

フライト区間と便を選択し、CTS→HNDのフライトが追加できました。
このように柔軟に旅程組むことができます。GoToトラベルも適用されますね。
これだけフライトを追加してもGoToも適用されますし、そんなに高くないですね。
もちろん宿泊も追加することができますよ。

自身であれこれ考えながら旅程を組むのも楽しいものですよ。たまにはダイナミックパッケージで旅行はいかがでしょうか。

 

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よしお

飛行機が好きな庶民、アラフォーおじさん、おっさん!? 一眼レフで飛行機撮ってみようかと思うけど、難しそうねぇ。

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