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プレミアムポイントの計算方法

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プレミアムポイントの計算式

飛行機に搭乗したことで貰えるプレミアムポイントはシミュレーションツールで計算できますが、実際には算出根拠となる計算式があり、進呈されるPPはこの計算式で決められています。計算式は以下のようになりますが、ここで計算式の意味を考えてみましょう。意味を理解しておくと、路線選択の時にどの程度のPPが貰えるのか直感でイメージできるようになりますよ。

区間基本マイレージ × 積算率 × 搭乗倍率 搭乗ポイント

区間基本マイレージ

区間基本マイレージは搭乗区間ごとに定められている距離です。搭乗したときに進呈される基本マイル数ですね。区間距離が長くなるほど大きくなります。

積算率

積算率は運賃種別です。国内線では75%〜150%、国際線では30%〜150%です。基本的な考え方は運賃が高い種別のチケットほど積算率も大きくなります。

搭乗倍率

搭乗倍率は国内線が2倍、国際線が1.5倍、スターアライアンスパートナーが運行する国際線が1倍です。

この3つのパラメータが掛け算されています。この掛け算が意味することは、距離が長い自社便区間に、運賃の高い種別のチケットで乗るほど貰えるPPが大きくなるということです。

以上のポイントに搭乗ポイントがプラスされます。これは運賃種別や乗り継ぎ等で進呈されるおまけみたいなもので、0〜400ポイントの間で進呈されます。例えば、国内線乗り継ぎ割引運賃バリュートランジットでは、1区間ごとに200ポイント進呈されます。3区間乗り継げば200*3=600ポイントです。

また当日アップグレートなどでプレミアムクラスに搭乗した場合、積算率に50%プラスされます。
(区間基本マイルの50%の2倍が加算)

※積算率が75%の運賃をアップグレードした場合
区間基本マイレージ * (75%+50%) * 2 + 搭乗ポイント

シミュレーションツールを使わずに計算してみよう

それでは、シミュレーションツールを利用せずに計算式を使ってPPを計算してみましょう。この方法を覚えておくと、修行区間設計に便利ですよ(笑)

練習1:那覇→羽田(エコノミー)

2020年11月7日の便で11:05初の便を選択します。すると選択便の運賃種別ごとの値段が出てきます。また左側にマイルの表示があります。この例でスーパーバリュー21の所には「スーパーバリュー21:738マイル」と表示されています。このマイル数は、計算式の区間基本マイレージ × 積算率の計算結果です。この何気な表示が便利なのです。3つのパラメータの内2つのかけ算の結果が表示されていますので、あとは搭乗倍率を掛ければいいことになります。この例では国内線ですので2倍です。よって、738*2=1,476ですね。残るは搭乗ポイントの足し算ですが、このスーパーバリュー運賃には搭乗ポイントはつきません。よって、得られるPPは1,476となります。PP単価は15,310/1,476=10.3で約10円です。簡単でしょう?搭乗ポイントは割引のある運賃はつかない、ないのとプレミアムクラスは400つく、乗り継ぎは1区間200つくと覚えておきましょう。

練習2:那覇→羽田(プレミアムクラス)

それでは先ほどの例で、プレミアムクラスを利用したときにはどうなるでしょうか。「バリュープレミアム3:1,230マイル」の表示です。先ほどと同様で搭乗倍率を掛けて1,230*2=2,460です。プレミアムクラスのバリュープレミアム3は搭乗ポイントがつきますので得られるPPは2,460+400=2,860です。PP単価は35,510/2,860=12.4で約12円です。

ここで、もしエコノミーをアップグレードした場合はどうなるのでしょうか。エコノミーと同じ運賃種別のプレミアムクラスの表示を見ます。この場合、バリュープレミアム運賃のマイル表示が区間マイレージ搭乗率となり、1,230*2=2,460となります。搭乗ポイントは割引運賃なのでつきません。PP単価は、スーバーバリュー21の運賃とアップグレード料金の合計から(15,310+14,000)/2,460=11.9で約12円となります。慣れてくると計算せずともPPを覚えてしまいます。

これは修行僧によくあることです(笑)後遺症で常にPPを計算したくなります。

練習3:那覇→鹿児島→羽田(乗り継ぎ)

最後に乗り継ぎでも計算をしてみましょう。この例でバリュートランジット7を利用する場合、表示は「バリュートランジット7:771マイル」となっています。この771マイルの内訳は、那覇→鹿児島のバリュー・区間搭乗321マイルと、鹿児島→羽田のバリュー・区間450マイルの合計となっています。国内線ですので、搭乗倍率を掛けましょう。771*2=1,542となります。乗り継ぎの搭乗ポイントは200つきます。この例では2区間での乗り継ぎですので200*2=400の搭乗ポイントがつき、合計PPは1,542+400=1,942となります。

実際には端数処理があり、那覇→鹿児島区間搭乗429*75%=321.75マイルと、鹿児島→羽田のバリュー・区間601*75%=450.75マイルとなり全体のPPは1,944となり2PPの差がありますが、だいたいの得られるPPの暗算の仕方は上記のようにできますので覚えておくと区間設計に便利です。端数での計算もきちんとやりたい方はフレックス運賃に表示されている区間基本マイレージから計算式に従って厳密に計算する必要があります。

慣れてくるといちいちシミュレーションツールを使わなくて良くなりますので便利ですね。

よしお

よしお

飛行機が好きな庶民、アラフォーおじさん、おっさん!?
2021年はDIAを目指そうかと思っていたり、いなかったり…。

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