ANAの株主優待券の使い方

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国内線・株主優待チケットは使いやすい

株主優待運賃で手配した航空券は、フレックス(普通運賃)と同等の機能を持っているので何かと利用しやすいです。ANAの株主優待は、1枚で国内線1区間の運賃がフレックスに比べて半額近くの、かなり割安の株主優待運賃になるものです。国内線全路線が対象になります。往復利用の場合は2枚必要です。

修行には費用と時間が必要になりますが、私は仕事を持ちながら行いましたので、時間の都合が付くのは必然的に土日の休日になります。といっても、飛行機に乗る用事は土日に元々あったのですけどね…。

そういう事情もあって、土日に急に仕事が入ったりすることもあるため、なるべく変更可能な運賃にする必要がありました。そこでとても助かるのがこの株主優待券なのです。

株主優待券の特徴

それでは簡単にANAの株主優待券の特徴を見ておきましょう。

メリット
  • 運賃がフレックスに対して半額近くの株主優待運賃になる
  • 搭乗直前まで手数料なしで変更ができる
  • オープン券にすることができる
  • 搭乗PPが400付く

まずメリットから見ておきましょう。まず一番最初の大きなメリットが、運賃がフレックスの約半額になる点です。国内線の全路線が対象で、座席クラスもエコノミー・プレミアムクラスいずれも対象となります。特に路線距離が長い・高い路線で利用するとお財布に優しく、助かります。

また、この優待券を使って予約したチケットは、予約変更が可能な運賃種別になるということです。よって急な予定が入ったり、ちょっと使う便を前倒しや後の便にしたいときなど、柔軟に予約変更ができます。この予約変更ができるという点は、私にとってかなり助かったメリットとなります。

予約が変更が可能なものですので、使う予定が中止となったけれども次の予定がまだいつになるか分からない…。といったときに、予約がない状態の航空券(区間のみ決定状態かつ運賃が支払済)=オープン券にできます。予定が決まり搭乗する便が決まったらオープン券を使って予約を入れます。こんな風に、予約の変更が何回でもフレキシブルにできるため、予定が確実に確定できない方にはかなり助かるメリットとなります。

デメリット

  • 株主優待券を調達する必要がある
  • 販売座席枠に制限がある
  • 利用有効期限がある

次にデメリットを見ていきましょう。まず最初のデメリットが、株主優待券を調達する必要があることです。これはANAの株主になるか、金券ショップなどで購入することで調達できます。ANA株を保有することで調達する場合、権利確定日までにANA株式を取得・保有する必要があります。100株で1枚、200株で2枚、株主優待が貰えます。ちなみに私は両方で、足りない分をオークションで調達しました。

金券ショップ等では1枚数千円で入手することが可能です。購入で調達する場合は、割安となった運賃と株主優待券の購入代金とを合わせて全体でお得になるかを考えましょう。

また一つ注意しなければならないのは、株主優待券を利用して購入できる座席枠には制限があるということです。需要のある路線などは、株主優待の購入枠が早めに埋まってしまうことがあるため、予定のある方は早めにチケットを購入して枠を押さえておきましょう。あとから予定が変更になっても、便を変更するか取消をすれば良いのでまずは購入して枠を押さえることが重要です。特に夏休みや年末年始の便は帰省などで需要が大きくなるため、株主優待の販売枠ははじめからないか、埋まっているかのどちらかです。搭乗日が近くなると空席状況に応じて枠が解放されることがありますが、ピーク時には枠が埋まっていることが多いです。(2020年は新型コロナの影響で枠が埋まってしまうということはなかったです。)

株主優待券の新型コロナ特別対応

また株主優待券には有効期限があり、券面に表示されている有効期間内に「搭乗」する必要があります。(有効期間内に購入ではなく、搭乗する必要がある。)しかし、2020年から新型コロナウィルス特別対応が取られているため、株主優待の有効期間が延長されています。

券面色 有効期間 特別対応・延長有効期間
2020年06月01日~2021年05月31日 2021年11月30日まで延長
2020年12月01日~2021年11月30日 2022年05月31日まで延長
2021年06月01日~2022年05月31日 特別対応なし

 

現在は「あんしん変更キャンペーン」で変更可能となっている

2020年の新型コロナの影響による需要落ち込みにより、航空会社は各社厳しい状況にありますが、各社様々な顧客取り込み・需要回復策を考えているようです。ANAでは「あんしん変更キャンペーン※」というキャンペーンを始めており、本来は予約変更が無償ではできなかったANA SUPER VALUEやVALUE割引運賃でも、変更にかかわる手数料無料で変更が可能となっています。この運賃についてはまた別の機会で詳しくご紹介したいと思います。

株主優待券のSkipサービスでの使用方法

株主優待運賃で購入した航空券もSkipサービスでの搭乗が可能です。株主優待券を利用するには事前に株主優待券面に記載のある登録用パスワードを対象の航空券に登録する必要があります。株主優待券面のスクラッチ部に記載(番号かQRコード)されていますのでまずはスクラッチを削りましょう。

ANA株主優待券(ANAホームページより)
スキップサービスでの使い方
  • 株主優待優待運賃で予約し、購入する。
  • 購入した株主優待運賃の航空券に登録パスワードをアプリまたはホームページより事前に登録する。

登録番号の登録方法

①予約確認を見ると「株主優待番号登録」ボタンがあります。

②登録番号の登録画面になります。削ったスクラッチ欄に書かれている番号を入力して「次へ」を押しましょう。

株主優待運賃で予約・購入するのみでは航空券は使用できません。

購入後に登録用パスワードを登録してはじめて有効な航空券となります。

登録用パスワードの登録方法は空港の自動チェックイン機やカウンターでできますが、Skipサービスを利用したい場合は事前にアプリやホームページから事前に登録を済ませておきましょう。事前に済ませることで、あとはいつものようにSkipサービスを利用して搭乗可能な状態になります。利用可能になると指定座席番号の横にSkipマークが付きます。

修行中は何かと時間に追われるものです。事前に出来ることはすべてやっておき、あとは乗るだけの状態にしておくと楽ですよ。

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よしお

飛行機が好きな庶民、アラフォーおじさん、おっさん!? 一眼レフで飛行機撮ってみようかと思うけど、難しそうねぇ。

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