SFC修行・私はこう進めた

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出発空港を決める

どの空港から乗ってどこへ行くか。修行には事前の計画が必要なことをご説明しました。私は佐賀県に住んでいます。よって、出発拠点空港は佐賀空港もしくは福岡空港のいずれかとなります。佐賀空港にはまず、ANAの就航路線があまりありません。PP単価が良い沖縄を経由したかったため、自ずと福岡空港を選ぶことになります。また福岡空港は佐賀空港に比べて大きいため、色々設備が充実しています。もちろん優先保安検査場やラウンジの設置もあるため、空港へ行くコストがあまり両者で変わらないことからも、佐賀空港を選ぶ理由はありませんでした。

そういうことから、私は佐賀空港を利用したことがありません。ただ佐賀空港、駐車場が無料なんですね。空港まで車で行って、帰りも空港からすぐ車で帰るというのを気軽に出来るのはいいなと感じる部分です。

目的地は主に羽田です。福岡→羽田間だけでは5万PPを目指すのは時間と費用が余計にかかってしまいます。よって不足分を補うため、福岡→羽田間をどこかを経由することにしました。

自身が利用する路線のPP単価を計算する。

那覇経由、三角飛び・くの字飛び

福岡→羽田間は需要が大きい路線のためか、PP単価は高めです。沖縄路線のPP単価は低めですので、私は那覇を経由するようにしました。

例:三角飛び(FUK→OKA→HND→FUK)

福岡→那覇

この区間で得られるPPを計算してみましょう。

まず福岡→那覇間ですが、この区間は株主優待を利用します。15,980/1,200=13でPP単価は13円です。実際には株主優待を手配する必要があるためもう少々高くなります。しかし同じ株主優待運賃でも、目的地が羽田か那覇かではPP単価は3円も違います。この運賃種別は搭乗PPも400付き、予約変更が可能な運賃なので使いやすいです。

那覇→羽田

那覇→羽田はスーパーバリュー28を利用します。9,510/1,478=6で単価は6円です。福岡→那覇間の半分のコストでPPを取得できます。よって福岡→羽田までの全体区間のPP単価は概ね10円です。

このくの字飛びのみで修行を達成するのであれば、往復で5,356のPPが獲得できるため、大体で10往復すればいいことになります。私は1年かけて本来の予定に合わせて行うつもりだったので、このプランで行くことにしました。でも実際には、年の後半のほうでより早く達成(解脱)したいという欲求が出てきましたので、座席クラスをプレミアムクラスにアップグレード(事前予約ではない)できるときは行って、より多くのPPを得て期間短縮を行いました。

また航空券の手配ですが、私の場合は本来の予定が確定するのが大体旅行前1カ月でした。那覇行きを株主優待にしているのはそのためで、その時期に予約して一番良いPP単価の運賃であったことと、予定変更の場合のキャンセルを出来るようにするためです。那覇→羽田の便は午前中の便だと、スーパーバリュー28でも1万円以内であることが多かったで、PP単価向上には非常にありがたい運賃設定でした。その代わり福岡発が朝の7時頃になるため、自宅を出るのは朝かなり早い時間となります。

座席をアップグレードした場合、取得PPが大きくなる。アップグレード料金でPP購入していることと同義。
一度に取得できるPPが増えるので、アップグレード出来るときにはした方がよい。

 

 

三角飛び福岡→沖縄→羽田→福岡

行きは沖縄を挟んで帰りは直接帰る、いわゆる三角飛びです。

羽田→福岡

羽田→福岡は株主優待を利用します。22,350/1,250=16で単価は16円です。往路のPPと合わせると、3,928のPPが獲得できます。福岡→羽田間はPP単価が高めですので、PP単価は往路と合わせて全体で概ね12円程度となります。

本来の目的にこの2つの飛び方を組み合わせた方法で行きました。2,3カ月の短期間で解脱する方は、上記のPP単価で有利な那覇→羽田間を一日数往復する方もいらっしゃるようです。ただ自分は同じ日に同じ区間を飛ぶのは飽きてしまい少々苦痛であるため、同じ日に同じ区間を往復する方法は一度しか行っていません。ほぼ1日中飛行機に乗ってることになり少々ハードスケジュールでした。

早く解脱したいのか、時間をかけるのかで飛び方も変わってくる。自身のプランの進め方に合う路線選択をする。

PP単価を計算しながら試行錯誤で搭乗路線をスケジュールする。

私以外にも修行してる人いましたよ

仲間はいるようです。那覇→羽田区間を利用したとき、羽田に着いて降機するときにかなり高い確率で「これより那覇へお乗り継ぎのお客様、係員にお知らせ下さい」とアナウンスがあります。羽田に着いてすぐ那覇に折り返すのはおそらく修行されてる方なのでしょう。やはり那覇→羽田区間は修行僧には人気なのですね(笑)

 

このページのPP単価計算の運賃には2020年10月時点でのANA運賃を利用しています。

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よしお

飛行機が好きな庶民、アラフォーおじさん、おっさん!? 一眼レフで飛行機撮ってみようかと思うけど、難しそうねぇ。

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